エルセーヌ

エルセーヌで出会った、真実の物語 Real Story〜Vol.03〜

エルセーヌで出会った、真実の物語 Real Story〜Vol.03〜

story032017.07.13 Y様

大きな愛に包まれて、人生は、美しい舞台。

※効果には個人差があります。体験談は個人の感想です。
※写真は一部、イメージになります。

見てください、私のスケジュール帳!
秋のバレエの発表会へ向けて、レッスンの予定がびっしり!
トウシューズをはいて、チュチュを着て、お若いお嬢さん達と一緒に踊るんです。

バレエを始めたのは、10年前の66歳の時。最初は、発表会に出るなんて思いもしませんでした。それどころか、バレエを習う気持ちになれたことさえ、あの頃の私にとっては奇跡のようなもの。
そのくらい、ずっと落ち込んでいたんです。主人を亡くしてからの私は・・・。

“やさしさ”問答

主人とは23歳の時、お見合いで出合いました。
私より10歳も年上の主人は、昭和ヒトケタ生まれ。当時、すでに父親の興した会社を引き継いでいました。どっしりと落ち着いていて、口もどちらかというと重い方で、小娘の私から見たら、昭和生まれと言うよりは、まるで“明治の男”といった感じがしました。
本当は、心の中に憧れの人がいないわけでもなかった・・・。
でも、一途で真面目な人柄に惹かれ、私は主人からの結婚の申し込みを受けました。

結婚式は、前回の東京オリンピック開会式のちょうど翌日。
あの晴れわたった空の青さは、忘れられないわね。今、思い出しても、幸せな気分で胸がいっぱいになってしまうほど。目の前に広がる新しい人生と同じように輝いて見えました。

結婚するまでの私は、絵に描いたような“苦労知らずのお嬢さん”だったと思います。
両親にとって遅く生まれた子どもだったこともあり、蝶よ花よとかわいがられ、やりたいと思ったことは、何でもやらせてもらっていました。特に思い出深いのは、幼い時から習わせてもらった“創作舞踊”。その頃から踊ることが大好きだったんです。

そんな私が、結婚して一転。
一家の主婦として家庭を守り、会社を引っ張る主人を支え、三人の子ども達を育て上げ、あの頃は無我夢中でした。
結婚してから、本当にいろいろな意味で成長させてもらったと思います。

主人は仕事一筋という真面目な人で、冗談も調子のいいことも決して言わないタイプでしたから、私は結婚する前にも後にも、「好きだ」とか「キレイだ」とか「かわいいね」とか言ってもらったことは一度もありません。一度もですよ!
心の中では、きっと思ってくれていたんでしょうけれどね(笑)。
でも、それもちょっと淋しい気がして、ある日、主人に甘えてこう言ってみたことがあります。

「パパって、やさしくは、ないわよね?」

そうしたら主人が一言、「俺が死んだらわかる!」って。

辛いことも楽しいこともいろいろあったけど、結局は主人の愛に守られて、幸せで穏やかな結婚生活でした。

看護、そして介護へ

そんな主人が突然倒れたのは、男としてまだまだ働き盛りの54歳の時。
今でも難病に指定されている、パーキンソン病でした。

手の震えから始まり、身体が少しずつ不自由になり、薬の種類と量が増えていき・・・、
あの主人が、どんどん動けなくなっていく——。それは、見ていて本当に辛いことでした。
でも、主人の前では「辛い」なんて言えない。一番辛いのは、当の本人なのですから。

私は、努めて明るく振る舞いました。
そうすることで、主人を、そして私自身を必死で励ましていたのだと思います。

「——死にたい。」

すっかり身体の自由が利かなくなっていた主人が、ある日、こうつぶやきました。
年齢とともに、この病気特有の鬱症状が出ていたのです。

私は言下に、こう笑い飛ばしました。

「わかったわ。それじゃ、3階のこの窓から飛び降りなさい!
でもね、死ぬ死ぬっていう人ほど死なないものよ! そうでしょ?」

笑い飛ばすしかなかった。
そうしないと、私自身がその場で泣き崩れてしまいそうだったから。

私は、心の中で決意を固めていました。
——どんなことがあっても、絶対に、主人と一緒に病と闘う。

私の看護生活は、時が流れるとともに、介護生活へと変わっていきました。

奇跡のタイミング

二人三脚の長い長い闘いは、主人の発病から20年後に終わりを告げました。

一人残された私は、64歳になっていました。

家業を継いだ長男から同居の話も出ましたが、元気なうちは自立していたいから、と言って断りました。
そのくせ百箇日が済んでも、私は魂が抜けたようにボーッとしたまま、家にこもりがちな日々を送っていたのです。

『このままではダメよね。自分のこともケアして、大事にしなきゃ・・・。』

そう思った時、ふっと頭に浮かんだのが、新聞の折り込みチラシでしばしば目にしていたエルセーヌのことでした。
そのサロンは、年中買い物に行く老舗百貨店に入っていました。
それまで一度もエステに行ったことはなかったのですが、チラシを見るたびに「近くていいわね」と思い、そばを通るたびに「ここにあるのね」と、何だか気になっていたのです。
でも、実際には訪れる勇気もないまま、「私みたいな年齢になって行くところではないわね」と、諦めていたのです。

ある日、たまたまその百貨店へ買い物に行った時のこと。
サロンに通じるエレベーターの扉が、通りかかった私の目の前でスーッと開いたのです。
驚くほどいいタイミングでした。乗り込んでいく若いお嬢さん。
そうしたら私、それにつられて何も考えず、つい一緒にエレベーターに乗ってしまったの!
あんなことって、あるんですね。

「いらっしゃいませ。ご体験ですか?」

ドアが開くと、私を迎えてくれたのは、笑顔が印象的な店長さんでした。
「間違えました」、と言って帰ることもできたはずです。
でも、私は帰りませんでした。
心が少しずつ、明るい方向へと向かい始めていました。

夢をかなえる勇気

初めて体験するエルセーヌは、それまでエステに一度も行ったことのない私が頭の中で思い描いていたものとは何から何まで違っていて、驚きの連続でした。トリートメントルームのレイアウトも、施術の内容も、私の想像をはるかに超えるものばかり。
中でも特に驚いたのは、スタッフの皆さんのあふれるようにやさしい心遣いでした。

あぁ、こんなにあたたかく誰かからいたわってもらうなんて、何年ぶりかしら・・・。

20年間、張り詰めてきた私の心と身体のすべてが受け止められ、柔らかく解きほぐされていく感覚——。
これを“愛情”というのでなかったら、もう、ほかの言葉は思いつくことさえできない——。

主人を失って抜け殻のようになっていた私の心は、やさしさで満たされ、息を吹き返し始めていました。

あの日から今日に至るまで、エルセーヌは私の生活の一部です。
サロンに行き、心根のやさしい若いエステティシャンの皆さんとお話しすると、刺激を受けるし、気持ちが本当に明るくなります。
自分の身体と常に向き合い、ケアを受け続けることで、美と健康の大切さにも気づかされます。
心に余裕が生まれ、そうなると、おのずと時間も作れるようになってくるから不思議です。

一番の喜びは、何と言っても精神的に変われたこと。
エルセーヌに通い始めて2年。気持ちがどんどん前向きになり、体力的にも自信がついてくるのと同時に、何か新しいことを始めようという勇気が、はち切れそうに膨らんでくるのを感じました。

「何がいいかしら?無理だと思って諦めていたけど、ずっと夢だった“あれ”はどうかしら?」

長年の私の夢…それが、クラシックバレエだったのです。
66歳からのスタートでした。

人生という舞台を生きて

バレエのお稽古は週に2回。年に一度の発表会の前には、週に3回通います。
最初の年は、発表会なんて・・・と敬遠してしまったのだけど、見ているとやりたくなってしまうんですよね。今では毎年参加するのが楽しみです。

何年前だったか、こんなこともありました。天使の役をいただいて、舞台が暗転してカッコよく退場しようと思ったら、目測を誤って舞台から落っこちてしまったの。
実は私、30代の時に、家事の最中にうっかり右目を強くぶつけてしまい、それ以来、視界の右半分は暗くなったまま、ほとんど見えていなかったんです。遠近感がつかめないから普段からしっかり目測しているつもりだったのだけど、その時は失敗してしまって・・・。
でも、バレエとエルセーヌでしっかり体幹を作っているからかしら、高い舞台から落ちたのに、ケガも何もしなかったんですよ。
うふふ、お転婆さんの天使ね。

お若いお嬢さん達と一緒に、メイクをして、トウシューズをはいて、チュチュを着て舞台に立つと、年齢のことはすっかり忘れます。見ている方達にも、私の年齢はわからないと思います。
自信を持ってそう言えるだけのボディのしなやかさと、何にでも挑戦しようという心のハリ。その両方を、私はエルセーヌからもらいました。

今でも時々、思うことがあります。
あの日、目の前で偶然開いたエレベーターに乗らなかったら、今の私はどうなっていたかしら?
エルセーヌに出合わなかったら、小さい頃からの夢だったバレエも始めなかったでしょうし、はたして今の私になれていたかしら・・・?

幸せな時間を過ごす時、懐かしい人たちの顔が心に浮かびます。

天国の母が私を見て、喜んでいるわね。
あら、あの子ったら、今も踊っているのね、って。
そして、主人もきっとあの日のように、黙って頷きながら私を見守ってくれている——。

主人の遺影には、毎朝、お水とお花を欠かしたことはありません。
私も朝はお白湯を沸かして、必ず一緒に飲みます。

パパ、ありがとう。
とうに分かっていたけれど、パパはやっぱり、やさしかった。
私は、生きる希望を取り戻し、元気に楽しくやっています。
これからもずっと、見守っていてくださいね。

Y様の近況
「エルセーヌのおかげで体型が変わらないから、昔の服がずっと着られるのよ」とおっしゃるY様は、小物使いがとてもお上手なオシャレの達人です。もともとほっそり締まった体型を76歳の今も変わらずキープされているのは、「さすが!」の一言に尽きます。
Y様がオシャレをする上で一番気にしているのは、“バランス”と“姿勢”。
「年を取るとO脚になるし姿勢も前のめりになるでしょ。私、極力そうならないように、週1回は必ずエルセーヌで骨盤マシーンに乗るんですよ。」
呼吸法と同時に視聴するエルセーヌ独自の映像 “ダイエットツアー”を見る時も、見えづらさを微塵も感じさせずにしっかりと目で追われ、いつも一生懸命なY様。
この10年ほどの間に、真っ暗だった右側の視界に少しずつ光が差し込む変化も感じているそうです。
どうぞ年齢を重ねるごとに、より美しく、健康に。
これからも次々と新しい花を咲かせ続けてくださいね!

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