過剰な皮脂に雑菌が繁殖するのが思春期にできるニキビ。大人のニキビは、睡眠不足やホルモンバランスの乱れ、メイク汚れ、食生活など、様々な原因が重なって起るため治りにくいことが多く、きちんとしたケアをしないとニキビ跡が残ってしまいます。
白ニキビ
閉鎖性面皰とも言い、ニキビの先端が閉じて、肌色から黄色をしている。
黒ニキビ
解放性面皰とも言い、ニキビの先端が開いて、酸化して黒くなっている。
膿胞
炎症が悪化して膿を持った状態、ニキビ跡が残りやすい。
毛穴パックを使用した後は、角栓が抜けるために毛穴が開いた状態。このままだと汚れや細菌が侵入しやすくなり、トラブル肌の原因に。毛穴を引き締めるため、美容液をつけたり化粧水をパッティングするなど、アフターケアをしっかりと行うことが肝心。
大人のニキビは単に皮脂の分泌が過剰なために起きるわけではありません。意外にも乾燥した肌にできることが多いため、皮脂を強力に落とすタイプの化粧品は肌をカサカサにしてしまう可能性が。十分に保湿をすることが必要。
ニキビができやすい人は「いつも皮フを清潔に保ちたい」という考えから、過剰に洗顔しがち。でも肌は油分と水分をバランスよく分泌し表面のpHバランスを弱酸性に保つことで、雑菌の繁殖を防いでいます。
ですから皮脂を除去しすぎると肌のバリヤ機能が低下し、ますますニキビができやすくなることも。